初めまして。バグです。
記事を読んでいただきありがとうございます。
初めてブログに記事を投稿するので緊張していますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
このブログでは僕の人生を通しての失敗した経験、そこから得た学び、日々生活を送る中での気づきを発信していきます。
今回は情報の取捨選択について書き記していきます。
情報の取捨選択というと、テレビや新聞といったマスメディアと、XやインスタグラムといったSNS、どちらを信じるのか?といった話が以前に話題になりましたが、今回私が書きたいことは少し趣旨が違うかもしれません。(タイトル詐欺みたいになってすいません)
何かの分野で結果を残したい、何かのスポーツで上達したい。そんな人がありふれた情報社会で迷わないために少しでも参考になればと思います。
私自身は中学生の頃、「プロ野球選手になりたい」と本気で思っていました。
心の底から上達したくて、毎日自主練習をしていました。
毎日続けていると、歯磨きと同じくらい“やらないと気持ち悪い”と感じるほどに自主練習が習慣化していました。
でもどれだけ練習しても、思ったように上達しない時期がありました。
今振り返ると、あの頃の私は完全に“情報に振り回されていた”。
本や動画を読み漁り、どれが正解かわからなくなってしまった
当時の自分は全くと言っていいほどのヘタクソ人間だったので、とにかく上達したい思いでどうやったら上手くなれるかをあの手この手で調べまくってました。
元プロ野球選手が書いたバッティングの本を図書館で借りたり、ブックオフで買ったり、当時はYouTubeで練習方法を紹介してくれるチャンネルが既に存在していたので動画を見たり、テレビではBSのNHKで「球辞苑」というプロが技術を教えてくれる番組も放送していたので欠かさず見たりしていました。
しかし、そうしてありとあらゆる情報に目移りして手を出していくと、自分でも「上手くなっているのか?」、
「この練習方法は正しいんだろうか?」と、どの情報が正しいのかわからなくなってしまいました。
十人十色という言葉があるように、本や動画で紹介する人が違えば、その分だけ人の意見や考え方があります。
当然ですが僕が集めた本や動画の情報も千差万別です。
- ある本は「ややアッパースイングが良い」と言う
- 別の本は「ダウンスイングが最適」と言う
- さらに別の本は「打つポイントは前で捉えること」と言う
- また別の本は「なるべく引き付けてポイントは後ろで打つ」と言う
どれも正しそうに見えるから、私は毎日のように練習方法を変えていました。
昨日読んだ理論を今日は変え、次の日にはまた別の本を試す。
そして最終的には、
『メジャー流 バッティングの教科書』という本にまで手を出し、私のバッティングフォームは完全に迷子になっていました。
今にして思えばかなり彷徨ってたなと感じます(笑)。
挙句の果てには教えてくださっていた顧問の先生から、フォームを直すよう指摘される始末でした。
1冊だけ続けた本で、守備が一気に変わった
そんな僕にも、本から得た知識を実践してみて、上達した経験があります。
ある本に書いてあった“守備の動きの一歩目”を意識し、継続して練習してみたところ、
本当に守備が良くなりました。
足の運び、捕球姿勢、反応が全部安定したんです。
何より、それまでギリギリ追いつくことのできなかった打球に追いついて捕球することが出来るようになりました。
そしてここでやっと気づいたんです。
弱かったのは「努力」じゃなく
「基準がなかったこと」だった、と。
情報が多い時代ほど、基準がない人は弱くなる
当時の僕は、本に書いてあることを全部が“正解”に見えていました。
だから、
- やり方を変えすぎて
- 効果が出る前にやめて
- 自信だけ失っていく
という悪循環にハマっていました。
これは自分の人生における失敗であり教訓です。
ただ、選ぶ基準がなかっただけなんです。
今の僕が大事にしている「3つの基準」
基準と言っていますが、これから私が書くことは情報を実践することが前提の「試した後の基準」です。
そもそも、どういう方法や手段を取るかといった「選択肢の基準」は何でもいいと思います。自分が特に気になった方法でもいいと思いますし、好きな芸能人やスポーツ選手がやっていたことでも、憧れる人を真似してもいいと思います。
どんな方法を試してみるか自分で決めてみたら、
- ひとつだけ選ぶ
- 一定期間は変えない(2~4週間)
- 判断は“続けた後”にする
この3つを見て、「早く結果が欲しい!」、「それじゃコスパが悪い」、「待ってられない」て思った方が多いんじゃないでしょうか?
そう思うのも仕方ないと思います。正直なところ、自分も早く結果が出るなら欲しいです(笑)。
しかし、何かで結果を出すのであれば、ある程度の期間は1つのやり方や方法を継続させるべきだと私は思います。
何かを頑張った結果ってすぐには表れないんですよね。
もし、2週間から1ヶ月間、実践してみて、結果が出れば同じやり方を続ければ良いですし、結果が出なければ別の方法をまた試してみるのもいいと思います。
これだけで迷いが減るんじゃないかなと個人的に考えています。
実際に結果が成功したか失敗したか、どちらであっても方法が合ってたか合ってなかったかは確認できるので、今後情報を見るたびに揺れなくなります。
同じように迷っている人へ
もし今、
- どの方法が正しいかわからない
- 情報を見るたびに不安になる
- 結局どれも中途半端になる
そんな人がいたら、昔の自分と全く同じだと思います。
特に現在は私が学生の頃よりもネットやSNSが主流の時代になってしまい、
YouTubeの動画や情報商材なども多く出回っています。
また、成功者がどのような方法を取ってきたかとか、どのようにしてお金を稼いだかという情報も
多く出回るようになってしまったので、自分と画面の向こう側にいる人たちを比較してしまう人も
多いのではないでしょうか。
だからこそ伝えたいんです。
情報に強くなるコツは“絞る”ことじゃない。
“選ぶ基準”を作ること。
正しさは後からついてくる。
まずは、あなたが選んだ1つを続ければいい。
私は天才ではないし、特別な実績があるわけでもない。
でも、情報に振り回される苦しさは誰より知っているつもりです。
だからこの経験が、今迷っている誰かやこの記事を読んでくれる
あなたの助けになれば嬉しいです。
今後もこのような記事を書いていく予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!